11/11 「命の大切さを学ぶ教室」
交通事故の被害者や犯罪被害者遺族の手記の朗読を通じて、将来を担う中学生が、犯罪被害の実態や、被害者が受けた様々な「痛み」について知り、生命の大切さを考える機会となることを願いとした教室です。また、被害者への思いやりや、被害者支援の協力を促すとともに、「犯罪は許されない」という規範意識を高め、被害者も加害者も出さないような安全で安心して暮らせる社会基盤の構築に寄与するものです。
宮城県警の方にお越しいただき、被害者遺族の代わりに朗読をしていただきました。交通事故で子どもさんをなくされたお母さんの心の叫び、そして、その後、ご家族がどんな思いで、生きていらしたのか、生徒たちは、本当に静まりかえって聞いていました。教員たち大人は、涙をこらえながら聞いていたようでした。私たち一人一人が「自分ごと」として捉え、「自分ができること」を考える時間となりました。